【講師視点】守山区で失敗しない塾選び!個別指導塾が隠したがる7つのキーポイント
- muranao0117
- 2月13日
- 読了時間: 14分
更新日:4月15日
目次
守山区小幡地域の集団塾については下記の記事をご覧ください。

守山区小幡地域の個別指導塾の具体的な情報と確認すべきポイントついて知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
【守山区の個別指導塾選びの7つのキーポイントについて】
個別指導塾という形態は、講師1名に対して生徒1~3名で授業を行う形態です。授業の中で【宿題の確認、確認テスト、単元の解説、問題演習と解説、質問対応、宿題の指示】といった事項を行っていきます。1授業の時間は80分~90分ぐらいで設定されているところが多いです。
他の地域も同様ですが、個別指導塾が一番多いです。特に守山区小幡地域は学習塾も多いですので、選択肢が多すぎて困ってしまうという保護者様も多いと思います。
そこで、個別指導歴10年以上の個別指導塾塾長が、保護者様や生徒さんの立場になって、【いくつか選択の際のポイント】を挙げていきたいと思います。
集団/個別の授業形態の選択について2ポイント。
個別指導塾の中での選択について7ポイントを挙げます。
【守山区の集団/個別指導塾 学習形態の選択のポイント】
<守山区の集団/個別指導塾の選択①ー成績の基準ー>
成績上位層は、最初は集団塾の検討をお勧めします。具体的には「5科オール4以上」です。
中位層から下位層に個別指導をお勧めします。
個別指導塾では、その形態から中位から下位層の生徒が多くなるため、各講師は中位から下位層を伸ばすための指導の経験値を多く積んでいる場合が多いからです。
一方で集団塾は進学実績を大事にしているため、トップ層の指導に力を入れて研究を行っています。また、生徒さん同士の競争を掻き立てる仕組みがあります。
<守山区の集団/個別指導塾の選択②ー性格面と特定科目の対策ー>
上位層は集団塾を第一候補に考えてもらうのが良いとしましたが、集団塾特有の競争心を煽ったり、反骨心を掻き立てるような働きかけが苦手な場合は、個別指導や自立支援型指導を候補に入れても良いと思います。
また、5科全てではなく、理数のみや英国のみといった、苦手分野の改善として塾を活用したい場合も、個別指導はお勧めできます。当塾でも理数対策で評定が3から5になったり、5科の評定が4または5の生徒さんも一定割合通塾しています。どちらも週1回の通塾です。但し、1授業で1科目の縛りがある塾の場合、費用的には集団塾とあまり変わらなくなります。
【個別指導塾の比較検討のポイント】
1⃣<守山区の学習塾:学習課題へのアプローチ>
中位から下位層は、個別指導塾もしくは自立支援型塾がお勧めとしました。但し、どこでも良いということではなくて、講師の経験値が高く、生徒さんの学習上の課題に見当をつけて、仮説から改善策の実施という課題改善型のアプローチをしてくれるところが良いです。
学習上の課題は多岐に渡りますが、以下の3点が代表的です。
学習習慣がないために、必要な学習上のアプローチをするための時間を割いていないという「量の問題」
学習における確実性や効率性について考えたことがなく、なんとなく問題集を解いて放置をするといった無目的な学習に終始してしまう「質の問題」
そもそも本人が現状の成績で妥協しており、今以上のアプローチを本音では面倒と思っている「メンタル面の課題」
各課題に関して当塾で実施している対策を挙げます。
強制的に学習機会を作り「量の確保」を行う仕組みを用意する
授業や自習において講師が【学習方法のチェック・改善点の指摘・手法の伝達・理由の説明・動機付け/自学内容の選定と指示・理由の説明・動機付け】を”継続的”に働きかけて「質の改善」を促す ※”継続的”としているのは、生徒さんは直ぐに自分が「心地よい=質の低い」やり方へ戻ってしまうからです。保護者の方はやりたくない仕事をしている際のご自身を投影して頂くと、伝わりやすいかと思います。同時に自学内容の選定ができない状態なので、講師が弱点を把握して指示を出す必要があります。
「現状」で満足しているなら、「近い将来」に何が起きるのかという情報を伝達し、そのシチュエーションと向き合ってもらった上で、その「近い将来」を回避するという動機付けを行う ※”受験結果・進学先の見通し”と”その進学先から予想されるキャリアを含んだその後の展開”と向き合ってもらうことが多いです。それでも、生徒さんは「どうせ脅しだろ?」という感覚がどこかにあるので、受験が近付いてくる中で、”継続的”に訴えていく必要があります。
集団塾の入塾基準として「5科オール4」を挙げたのは、【この3点を満たしている/本人の資質が高いためまだ試されるレベルの学習内容ではない】のどちらかである可能性が高いからです。つまり、どんどんタスクを与えていけば、成績が向上し続ける可能性が高い生徒さんなのです。
塾によっては、1の対策があるのに「中々成績が向上していかない」という感覚を持っている保護者の方もいらっしゃると思います。
それは1がクリアされていても、2や3の課題点で止まってしまうからです。1~3までの課題が一定改善されないと、成績アップという果実は、中々実るものではないのです。
ですので、この3点についてアプローチをしてくれる個別指導塾や自立支援型塾をお勧めします。(集団塾はそもそもそういった塾ではないです)
2や3についてはHPや口コミの情報で判断できるものではないですから、面談等で質問をぶつけてみて、その反応でご判断を頂くのが良いと思います。その際大事なのは「〇〇システム」や「〇〇指導法」ではなく、”指導に当たる人間が成績アップの必要条件として当たり前に意識しているか”です。
2⃣<守山区の個別指導塾:学生アルバイト講師/プロ講師>
上記3点を満たすためには、アルバイト講師では難しいことがお分かり頂けると思います。
当然、アルバイト講師の方でも学力や科目知識の面で優秀な方はいらっしゃいますが、学習手法を習得させたり、メンタル面でのマインドセットを行うという踏み込んだ指導の実施に関しては、能力面でなくアルバイト講師を取り巻く環境的に難しいのです。
今や塾業界の人材不足は深刻です。理由は少子化もありますが、”高時給”ではなくなったことや、教員を目指す学生が減ったことが挙げられます。
また、もし大学生のお子さんが塾講師のアルバイトをしていらっしゃるとして、他人のお子さんの指導に心血を注いでいる状態だとしたら、保護者の方の立場としてはお子さんご自身の学習や就職活動に注力するように口を出したくなりますよね?そういった時代の変化が、裏側では起きています。
「そんなこと言っても、個別指導塾の講師はアルバイト講師でしょ?」と言われそうですが、一部の学習塾はプロ講師が指導にあたります。
個人塾はそのパターンが多いです。また、小規模塾などはプロ講師指導のみのところもありますし、大手フランチャイズ店でも、塾講師が独立開業を行い指導も行っている場合は、プロ講師の指導が受けられます。
学生アルバイトっぽくない書き方をしているところもありますが、実際には学生アルバイトがメインであること塾も多いので、求人情報を検索するか、直接お問い合わせ頂くのが良いと思います。
3⃣<守山区の個別指導塾:同時指導人数や指導形態>
「個別指導」という形態が浸透したせいで、実はいまやどこもかしこも「個別指導」の看板を掲げています。
4人から7・8人の同時指導でも、映像授業・AIタブレットでの自学でも「個別指導」となり、「個別指導なのに低料金!」という謳い文句が盛んです。
形態の是非はおいておき、「同時指導人数・指導形態」はきちんと認識した上で選んで頂く必要があると思います。
個別指導塾の形態でも書きましたが、【宿題の確認、確認テスト、単元の解説、問題演習と解説、質問対応、宿題の指示】といった事項を行うには、同時指導は3人が限界だと思います。4人以上の指導は先に述べた意味での個別指導ではなく、小集団指導ともいうべき形態で、区別して見て頂く必要があると思います。
4⃣<守山区の個別指導塾:1授業での対応科目数>
費用面を考えて「1授業で複数科目を対応して欲しい」とお考えの保護者様もいらっしゃると思います。実際に、当塾でもそういったご要望は多いです。授業料が大きく変わってきますので当然です。
この「1授業で複数科目対応」は、各学習塾によって考え方はまちまちです。同フランチャイズの個別指導塾だったとしても、対応は異なっていたりします。
対応は、基本的には下記の3つに分かれます。
複数対応可能を明示
複数科目対応は非明示
1授業1科目限定を明示
非明示の場合も多いので、2の場合は各学習塾へお問い合わせ下さい。保護者の方は意外と1授業で1科目という頭があり、複数科目を対応してくれる塾があることを念頭に置いてない方がいらっしゃいます。
5⃣<守山区の個別指導塾:諸費用・講習・模試・必須オプションの総額>
集団塾と異なり1授業当たりの単価が高い個別指導塾では、一見すると費用が安く見えても、総額で考えると費用が高くなる場合も少なくないです。総額料金として絡んでくるのは、「諸費用」「講習受講の必須/任意」「模試受験の必須/任意」「授業以外のサービスの契約必須/任意」です。
これらのポイントはオープンになっていない情報も多く、基本的には各学習塾に問い合わせて確認をしてください。同時に、これらの費用面でのポイントは予め確認リストとしてメモしておいて頂くのが良いと思います。
特に、個別指導塾に通わせた経験がない方は、「こんな条件があったの?」「他の塾は必須じゃなかったの?」といったことが非常に起きやすいです。
6⃣<守山区の学習塾:「進学実績」や「点数アップ」ではなく「評定アップ」を重視>
学習塾の効能指標として代表的なものは「進学実績」です。しかし、指標としては微量な情報量しか含んでいません。受験タイミングでの学力でしかないからです。要はbefore/afterの情報がなく”向上分”の情報がないのです。特に個別指導塾の場合、難関校に受かる生徒さんは少ないので、参考になる部分は少ないです。
では「点数アップ」はどうなのか?ということですが、こちらも良い指標とは言い難いです。1回きりの結果ですし、各テスト毎に平均点が変化しますから、平均点に対してはマイナスの変化でも「点数アップ」という打ちだしが可能な訳です。「成績保証システム」や「成績アップ率〇%」というのは、この辺りの数字のマジックを使っています。
よって、「評定アップ」を重視されると良いです。1回きりの結果という点では「点数アップ」と同じ弱みはありますが、もう少し長い時間軸で見れるので、期待値とのブレが抑えられます。また、個別指導塾に通う生徒さんの場合、「志望校を受験できる評定に上げる」という目標が主眼になることが多いので、「評定アップ」は直接的な参考情報になります。
しかし、「評定アップ」の情報であっても、一部の喧伝したい生徒さんの例ということは変わりません。当塾では、before/afterのデータが取れる生徒さんは、”全ての”評定変化のデータを開示していますが、残念ながらこの地域どころか全国的にほぼ見ないです。
ですので、こちらも面談等で「塾生の5科目評定は平均でいくつ上がっていますか?」などと確認をして頂き、反応で推察して頂くのが良いと思います。
7⃣<守山区の個別指導塾:振替条件>
意外と対応が分かれるのが、振替授業の扱いです。多くの個別指導塾は「前日までの連絡で月に1回は振替可能」という条件を設けています。しかし、「当日連絡でも月に1回は自己都合の欠席を振替する」や、逆に「振替自体を行っていない」という大手個別指導フランチャイズもあったりします。アルバイトのシフト管理が不要な個人塾の場合、当日連絡でも制限なしに振替可能な場合もあります。(常識の範囲内で)
入塾する前からお休みすることを考える人は少ないでしょうが、感染症などもあり、通塾期間で欠席せざるを得ない場合が来ます。そんな時に「知らなかった」とならないように、事前にしっかり確認しておきましょう。
【お子さんとの形態別マッチング度】
もう少し学習塾の形態とお子さんとのマッチングについて記載をしておきます。集団塾・個別指導塾・自立支援型の塾の3タイプに分けて記載します。
<守山区の集団塾とのマッチング>
少子化もあり、現在では入塾のハードルを下げるところもありますが、基本的には「評定オール4」が下限です。
尚且つ、負けん気が強く、競い合いを楽しめる生徒さんが向いています。
上記の条件を満たすならば、通うなら集団塾が一番のおすすめです。
成績中位から下位層にはお勧めしません。集団塾の実績は「進学実績」や「地域の学校TOP10が何人通っているか」です。
【地域の学校の可能な限り上位の生徒に入塾してもらい、偏差値の高い学校の合格数を増やす】に重きがおかれます、とだけお伝えします。
また、「評定オール4」を満たしていても、発破をかけられたり、負けん気を刺激するようなやり方が苦手な生徒さんは避けた方が無難です。
ご本人の資質と努力をベースに、量とハイレベル問題でアプローチするのが集団塾です。
<守山区の個別指導塾とのマッチング>
特に入塾に制限はなく、どんな生徒さんでも入れます。
ただ、上位層よりも中下位層をメインとしているため、上位層が攻略すべき問題への研究が不足しており、物足りないと感じる場合が出てくると思います。
中下位層にとっては、分からないところは質問出来て、個別に対応してくれるので、無難な選択肢となります。集団塾と違い、過去のつまづきや抜けているところを個別に手当できるところが強味です。(講師がきちんと気付いてフォローできるかの力量次第の面もあります)
一方で、この層の生徒さんはそれほど勉強に意欲が高くないことが多く、自分の中の「これぐらいでいっか」という心地よい度合で学習を落ち着かせることが多々あります。
それ故、生徒さんの分からないところを説明し、「分かった」となり、「塾では正答できた」としても、結果につながらないのは、ある種当然の話と学習塾側は理解していないといけません。
ですが、学習塾側が「寄り添った指導」や「オーダーメイドのカリキュラム」という事で、生徒側に目線を合わせていくことが多いので、【成績の停滞】という現象が起きます。
<生徒さん、保護者の方、そして学習塾側のニーズが絶妙にマッチした結果>として出てくるのがこの【成績の停滞】です。【三すくみ】と言い換えていいかもしれません。
成績アップを重視するのであれば、課題分析をしっかりしてくれて、生徒さんの課題とそれに対するアプローチ方法を考えてくれる学習塾を選ぶと良いと思います。
ただし、生徒さんの物理的・心理的負担は増すので、【塾に通ってくれることを重視】される場合は、フランチャイズ系の個別指導塾を一番にお勧めします。
なお、システム面で、「〇〇法」などが毎年のように新しく謳われてアピールされますが、基本的には大きな差はありません。
講師次第という面が、やはり一番強いです。
<守山区の自立支援型の塾とのマッチング>
最も必要な素養としては、「真面目に、こつこつ」という性格的な部分です。
飽きてしまって、時間を潰すということが予想される場合は、この形態は向いていません。
生徒さんの様子を見て取って、注意を引くようにしたり、小話でブレークタイムをとったりするというコントロールができないので、他の形態よりも集中して学習をするハードルが高いです。
逆に、「真面目に、こつこつ」やれる子であれば、過去のつまづきも学び直すことができますし、学校に先んじてどんどん進むこともできます。
「人見知り」という生徒さんにもおすすめできると思います。
ただ、タブレット学習で分からなかったところなどは、教室の先生に質問するなどの解決が必要になるので、そこは保護者の方が気にしてあげて欲しいと思います。
【「守山区の個別指導塾」守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】
名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。
瀬戸街道の城下交差点から東へ50メートル。小幡・苗代・廿軒家・千代田橋学区などが主な通塾エリアになります。地元高校生の指導も行っています。
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