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【数回の授業で偏差値10UP】国語読解問題の対策方法【高校受験】

  • muranao0117
  • 10月2日
  • 読了時間: 5分

更新日:10月4日

【メディア取材】

名古屋市の守山区と尾張旭市の密着メディアである【とちかつTV】さんに、当塾を取材して頂きました。


サムネにある小中学生の塾選びのポイントだけでなく、教室や授業の様子、通塾生の成績推移、当塾の説明など、ぎゅっとまとまった動画となっています!


ご興味の方は是非ご覧ください!!


短期間で国語の偏差値を上げる学習法

【国語=何を勉強したらよいかわからない】

あるあるですよね。


『国語の成績を上げるには、読書をたくさんする』というのがまことしやかに囁かれていますが、申し訳ありません。

個人的な感覚としてはほとんど関係ないと思っています。


正確に言うと、子供が読書をする→大人が文章を正しく理解できているかチェックする→理解ができていなければ、”読解力”は身につかないということです。


実際には、子供のみならず大人も娯楽としての読書では、一読してよく分からないところは飛ばしていたり、筆者の意図とは異なった解釈のまま読み進めている訳です。


「それでも読まないよりはマシなのでは?」と言う見方もあると思いますが、逆に”読み飛ばし”や”自由解釈”が文章を読むときの癖になってしまうリスクも考えられます。


つまるところ、【読書】と【読解】は似て非なるものであり、国語は【読解力】を測定する科目であり、【読書】の経験値が【読解力】を引き上げるかは、かなり怪しいところだと思っています。


一方で、文法や語彙力、細かいところでは文学史といった『暗記系』が国語の対策として上げられます。

これらは確かに有効です。ただし、全体の出題割合として1割~多くて2割ほどということで、ここを完璧にしても国語全体としては補助的な効果しかないというのが実態です。


【読解の80分授業を6回やった後の偏差値変化のデータ】

実は、私自身も(国語はこれといった対策がないなぁ)という感覚をもっていました。

しかし、昨年から夏の間に夏期講習の一部として国語の対策を実施してみると、意外と短期間でも効果があることに気付きました。


今年の中3生の生徒さんの内、国語の対策を実施したの3名です。

以下にデータを示します。


◆愛知県全県模試 第1回と第3回の国語の偏差値変化


第1回模試

第3回模試

偏差値UP

塾生A

51.8

59.9

8.1

塾生B

54.2

65.1

10.9

塾生C

49.4

59.9

10.5

こんな感じで、偏差値10前後アップしました。

全員、普段は国語は教えておらず、夏の講習メニューに読解対策を6回行った結果です。


どうでしょうか?

意外と簡単にあがるもんだなぁ~という感じではないでしょうか?


もちろんサンプル数が少ないので、【たまたま】という可能性もあります。

ただ、去年のデータまでは取ってないのですが、手ごたえ的には良かったので、似た傾向のデータとなっていると思います。

以上から、国語の読解対策はそれなりに効果があるようには思います。


【実際には授業で何をやったのか】

では、実際に何を6回の授業でやったか、です。


実を言うと、非常にシンプルです。

種も仕掛けも、残念ながら、プロのテクニックもございません。


授業中に模試の過去問を解いてもらい、正解の問題も間違えた問題も、全選択肢について「どの記述がダメなのか」を、一緒に確認していっただけです。宿題もありません。


(流石に、ポストモダン的「科学以前の生活も見直そーよー」という趣旨や、日本は自然と調和・欧州は自然を支配などの【手垢のついたド鉄板テンプレ評論】のパターンは基本知識として解説をしましたが)


【正答を選ぶ方法をトレーニングする】

読解の問題の基本は選択肢問題です。

しかし、生徒たちは選択肢の選び方というは学習してないんですね。


そのため、「正しい選択肢を選ぼうとする」んです。


「ん?なんでそれでだめなの?」

と思われるかもしれませんが、ダメです。ダメダメです。


これは、読解問題における設問の作り方が関係しています。


読解問題の設問は、基本的に2つの選択肢で迷うようにできています。

一部が微妙な記述があったり、部分的に見れば間違いのない記述であっても因果関係がおかしかったり(本文でAなのでBと書いてあるのに、選択肢はBなのでAと書いてある)します。

これで受験生をひっかけるんです。


国語の偏差値が安定しないのも、この設問の作り方が影響しています。

二分一を強運で引き続ければ偏差値が高くなり、外し続ければ下がるという仕組みです。


だから、「正答を選ぼう」というアプローチより「選択肢を絞り込もう」という意識で開始して、「2択を吟味して回答としよう」という意識が必要なんです。


要は、解き方自体が分かっていないし、経験値も足りてないという前提を置くべきなんです。


そのうえで、設問の作りを伝えて、対応した解き方を説明・トレーニングしていくことをこの6回の授業で行った訳です。


大人からすれば当たり前のことですが、当の中学生たちは”なんとなく”で問題を解いています。

そこにメスを入れてあげれば、先述のデータのような変化が起きるということになります。


お子さん自身で設問の形式に気付き、解き方を見つけるのは難しいと思うので、ご家庭で数時間付き合って頂ければ、国語の偏差値は大きく上がると思います。(ただし、選択肢問題をベースとする場合。記述は別次元で難しいです)


なかなか忙しくてお時間が取れない際は、個別指導塾などで、やり方を指定して、トレーナーをやってもらうと良いかと思います。


当塾の場合、冬期講習でなら数名は対応できる余裕ができると思いますので、受験に向けて国語の得点力をてこ入れしたいという方は、ご相談下さい。


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