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【問題傾向の大幅な変更に伴う問題点】
愛知県公立高校入試は令和4年度からマークシート化の影響で、一部の科目で大きく傾向が変化しています。
弊塾のブログでも令和5年度の問題分析を記事にしていますが、傾向を把握したうえで、そこから問題になってくる点もあります。
それは、過去問の蓄積が2年分しかない点です。
これは結構クリティカルな問題になります。
令和3年度までは、A日程B日程という形で、1年につき2つ過去問があった訳です。
これは、「慣れ」を作るのに十分な蓄積量でありました。
一方で、令和6年度の受験生には、令和4年度と5年度の2年分しか演習ができない訳です。
これはきつい。
この問題への対応をどうしていくかを書いていきます。
【一番問題なのは・・・英語】
傾向が一番変化したのは英語です。
もう、求められている力が全く違います。
並べ替えなど、一部文法の知識が求められる問題もありますが、本当にごくわずかです。
とにかく、読解力が必要であり、そのベースになる知識は単語・熟語力です。
ベースの知識は教科書で使用されたものをきっちり拾っていけば良いですが、「慣れ」を作るためには、ある程度の問題演習量を確保しておく必要があります。
この「慣れ」が必要と思う問題ですが、特に大問2や4のグラフや表を使った問題は慣れておきたい問題です。
【神奈川県の公立英語入試問題がおすすめ】
この問題については、他県の公立高校入試問題を使うしかないかなということで、いくつか見当をつけて探してみました。
結果、神奈川県の公立英語入試問題がお勧めです。
神奈川県は愛知県に先行して、2017年度からマークシート化をしており、十分な過去問の蓄積があります。
※令和5年度神奈川県公立高校入試はこちら
【問4、6、7、8がおすすめ】
神奈川県の公立入試問題の中で、問6、7、8がおすすめです。
グラフや表が含まれた読解問題となっており、傾向としては良く似ています。
また、問4が並べ替え問題となっており、こちらも愛知県の公立高校入試対策として使えます。
ピンポイントで絞れば上記になりますが、他の問題も愛知県の入試対策として十分取り組む価値がある問題です。
唯一あまり貢献しないかなというのが、問5です。英作文だからです。
英語の中で一番難しい問題種ですし、愛知県では出題されなくなったので取り組む必要はないでしょう。
問5以外を愛知県公立高校入試の対策として取り組むと良いです。
なお、レベルは神奈川県の方が圧倒的に高いです。(その分受験者の平均点も低いですが)
逆に言うと、神奈川県の問題で慣れておけば、かなり自信をもって愛知県の入試に臨めることになります。
【まずは愛知県の2年分を解き神奈川県の過去問を解こう】
入試対策としては、まずは愛知県の2年分を解きましょう。
それ以前の問題はかなり傾向が違うので、神奈川県の問題へ移行するのがおすすめです。
過去問は3年分や5年分が多いので、愛知県の令和3年度以前の問題も収録されていると思います。
令和3年度以前の問題は、傾向を把握したうえで選んで解くと良いと思います。
英作文は出ませんからね。取り組む必要はないです。
【入試過去問に取り組む時期はいつから?】
過去問に取り組むタイミングは、人によりまちまちです。
ですが、早い人でも2学期期末テストまでは学校の評定に全力で構いません。
十分間に合いますので、まずは少しでも評定を上げることをがんばってください!
【守山個別塾ーモリコベ!ーと関連情報について】
名古屋市守山区にある<プロ講師が教える個別指導塾>「守山個別塾ーモリコベ!ー」のブログです。
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