小学生、中学生、高校生への個別指導の内容
小学生指導
・中学への準備段階と捉え、基礎として算数の計算、そして単位量、速さ、割合などの中学で重要になる単元、国語の基本読解や漢字の知識を指導の中心としています。
・”問題を解く”→”丸付けをする”→”間違えた理由を考える”→”間違えた問題を解き直す”の基本プロセスを身に付けてもらう指導を重視しています。
・算数は”なぜその式なのか、この数字は何を表す数字か、どうして〇算なのか”などを生徒に発問します。なんとなくでなく、理解し、他人に説明できるかを重視しています。
・国語は小学生の内しかじっくりできません。読解力より前の、”問われていることの正確な把握”からスタートします。”なぜ、どうやって”等の疑問詞、”漢数字で答えよ”等の指示への意識を徹底します。
・英語は時代に逆行するようですが、文法、スペリング等、中学内容の先取り学習を提供します。2021年度から、”仮定法”など、高校文法の難解な単元が中学に降りてきています。英検も、リスニングに注目が集まりますが、ライティング、文法も難化しています。
・理科社会は、授業で扱うというより、テキストを用意して、宿題管理で”自学の練習”として扱うことが多いです。当然ご要望があれば、授業で扱うことも可能です。
中学受験生については、中位校以下を志望される方に指導を提供致します。(上位校は大手塾の指導が一番適していると考えるためです)
また、大手塾のフォローは行いません。(大手塾での解法がこちらで確認できないため、一致させるのが難しく、無用な混乱を招く恐れがあります)
中学生指導
授業・宿題・テスト対策に関して
・授業はご要望に応じた内容となりますが、宿題や学校授業の中であやふやなものの復習と予習を組み合わせて実施します。通常、予復習の判断は、生徒さんの状況に応じて科目や単元毎に対応を変えています。
・生徒さんの得手不得手に応じて、科目毎の時間配分は変化していきます。
・毎週の宿題をきっちりやれない生徒さんには、期日を延長しても、ちゃんと最後まで完遂する、ということを重視しています。できなかったから終わりではなく、いつまでに、というのを設定してやり切るまでフォローしていきます。
・通常の授業に加えて、追加授業が1回から任意回数で追加が可能です。
成績アップの土台を築く
まずは次の2点ができるように取り組んでいきます。
1.「学校の提出物を漏れなく出す」
2.「毎週の塾の宿題を前日に慌ててやっつけるのではなく、計画的にやる」
point:「無料通ってもらい放題」
あるデータがあります。
「勉強する気がわかない」と答えた中学生は63.1%。
(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査」2023年実施分より)
「わが子が勉強の楽しさに目覚め、積極的に学習をするようになって、成績も向上!」
これが理想ですよね。しかし、現実は厳しいと調査結果が伝えています。
守山個別塾ーモリコベ!ーでは、この現実認識に立った上で、成績アップの戦略として「無料通ってもらい放題」という考え方を取っています。『定額通い放題』ではありません。
『定額で』『生徒さんが』『行きたい分だけ』学習塾に通うのではなく、『無料で』『講師が』『必要と考える回数を』モリコベ!に通ってもらいます。毎週決まった時間に自習コマを決めて、そこで毎週の塾の宿題や、テストが近くなると学校の提出物を終わらせることになります。
モリコベ!では、週の自習コマ数が4、5回という生徒さんも少なくないです。この「無料通ってもらい放題」という自習コマの固定化により、生徒さんの成績を向上させていきます。
意味のない"勉強"を根気よく修正していく
これは、入塾間もないある生徒さんが実際に言っていた話です。
テスト前に何時間も家で”勉強”をしていたとのこと。その時本人が思ったのは、次のことだった言います。
「これ、なんにも意味ないな。」
こちらで少し補足説明をします。
成績は芳しくなく、親御さんにも改善を求められている。がんばってやらないといけない。
一方で、つまらないし面倒くさい。やる気がおきない。
二つの相反する感情が生み出した産物が、『意味のない”勉強”』、つまり『なるべく負荷がかからないようにした、自分や周りへのエクスキューズのための”勉強”』です。効果については、この生徒さんが言う通りです。
この生徒さんは自覚症状がありましたが、体感としては無自覚にこれを行っている生徒さんが多いと感じます。無自覚ということは、修正が行なわれないということです。
また、大人もこれらに関してはきちんとチェックしないと気付けません。
途中式が全くない数学の回答や、模範解答と一字一句違わない国語の記述回答などがそうです。
point:何度も何度も伝え続けることが必要
『意味のない”勉強”』は単なる時間の浪費です。成績は変化せず状況も変わらないため、まずは、なんの問題の解決になっていないこと。そして無駄に使った時間は、自分の好きことに使える時間だったということを伝えます。
しかし、中々これは直りません。無意味と頭で分かっても、やっている時に楽だからです。
ですので、『意味のない”勉強”』の痕跡や現場を見つけては、都度「時間の浪費であること」と、「意味がある勉強に変えるやり方」をアドバイスしていきます。
何度も何度も何度も言わないと、生徒さんには伝わりません。言い換えると、「頭で理解」ではなく「刷り込み」というレベルにならないとダメです。この機会を増やすためにも、自習の固定化が大事になっています。共働きなど、保護者の方が忙しくなる中で、こういった部分を塾が担う必要があると、モリコベ!では考えています。
ちなみに、「上手な勉強の仕方が分からない」と答えた中学生は71.1%で、経年で増加傾向です。
(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査」2023年実施分より)
予想進学先を伝えて、現在を考えてもらう
勉強をやる理由として「希望の進学先に進みたいから」と答えた中学生は74.1%。
「新しいことを知るのがうれしいから」57.6%、「先生や親にしかられたくないから」58.7%。この他2つの項目に比べて、多くの中学生「希望の進学先に進みたいから」を勉強する理由として挙げています。
(出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査」2023年実施分より)
ただ、実際に志望校が決まるのは3年生の2学期が多く、成績も固まってきた頃に、「今の成績でいけるところはどこだろうか」という形で選ばれていくことが多いです。つまり、「希望の進学先」が決まる頃には手の打ちようがない場合があります。
「行きたい高校を早く決めた方が良い」というのは、全くもってその通りです。ですが、中学1年生や2年生の段階で、進路について考え、決められる子は稀です。
成績が芳しくない生徒さんほど、その傾向が強いです。愛知県の尾張群の高校進学において、オール3を下回ってくると、公立高校と私立高校問わず、極端に選択肢が減ってきます。
モリコベ!では、こういった生徒さんに対して「現状の成績だと、こういった進路になるけど、それで周りや自分が納得できますか?」という問いかけを頻繁に行います。
「なりたい姿」となると首をかしげる生徒さんが多いですが、「なりたくない姿」となるとイメージがしやすいようです。モリコベ!では、このように予想進学先の提示をモチベーション施策として行っています。
※東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究
「子どもの生活と学びに関する親子調査2023」については下記リンクからご確認頂けます。
高校生指導
・英語、現代文、古文、漢文指導のみ実施しています。理系は対応していません。
・国公立大学への対応は、予備校を中心とするのが良いと考えていますので、モリコベ!では基本対応をしていません。
・以下のようなご利用例を想定下さい。
1.1~2年生までの学校内容に応じた基礎力錬成の指導
2.私立大学一般受験
3.指定校推薦のための定期考査へ向けた指導
・一般受験の場合、理解度をチェックしながら、学習手法の妥当性をチェック。問題があれば、改善を実施しながら、受験へ導いていきます。
・指定校推薦の場合、苦手科目を中心に理解度の底上げと、学習指示を行っていきます。
・テスト前には、ご要望に応じてテスト対策を1回単位で追加することができます。